平成29年度 シエナ・ウインド・オーケストラ アンサンブル・ワークショップ

今回は2月12日(月)に開催された「シエナ・ウインド・オーケストラ アンサンブル・ワークショップ」の様子をご紹介いたします。

シエナ・ウインド・オーケストラは、1990年に結成され、2002年から佐渡裕氏を首席指揮者に迎え、全国的に活躍しているオーケストラ。「題名のない音楽会」などメディアへの出演も多く、ロゼシアターでは毎年6月に富士市の中学生を招待して行う「中学生招待コンサート」の演奏団体として、2年前から共に事業を行っています。

そのオーケストラのメンバーを講師に迎え、富士市近隣の中高生の吹奏楽部員を対象としたアンサンブルのワークショップを開催しました。

富士市立高校、富士中学校、富士南中学校、大富士中学校、富士根南中学校の5校合計71人の部員が参加し、楽器演奏のアドバイスを受けました。

サクソフォンにフルート、木管、金管、クラリネットなどパートごとに分かれて、「カプリチオ」や「コラールとトッカータ」「スザート舞曲集」「嵐影~七人のクラリネット奏者」「金管八重奏のための文明開化」「テレプシコーレ舞曲集」などの曲目で指導を受けました。

ブレスの取り方や合わせ方などの基礎から、イメージの表現方法など90分に渡るワークショップで、普段の練習では意識していなかったことや新たな知識など多くの収穫があったようです。

このワークショップでは一般の方も聴講ができるようになっていて、吹奏楽指導者やプロの指導はどんなものか興味がある方なども熱心にワークショップの様子を学んでいました。

今年初開催となったこのワークショップ。参加した生徒たちからも多くの好評の声を頂きました。

これからも、地元の子ども達にどんな形で貢献できるのか、そしてシエナ・ウインド・オーケストラの皆さんとどんな事業が展開できるのか。今後の展開が今から楽しみです。