平成29年度 おでかけミュージカル「涙色のキャンディ」 レポート

2018年3月24・25日の2日間に渡って開催された「おでかけミュージカル 涙色のキャンディ」の様子をご紹介します。

おでかけミュージカルとは、キャストからスタッフまで、全てが市民参加によって行われている出張型のミュージカル公演です。ロゼシアターに来ることができなくても、ミュージカルを楽しみたい!という多くの市民の方々からの声に応える形で企画され、2011年から毎年継続して開催されています。

キャスト・スタッフ総勢37人の大人から小学校4年生までが、1月から始まった稽古を積み重ねてこのステージを創り上げ、今年は湖山リハビリテーション病院と富士市丘まちづくりセンターの二か所で開催することができました。

会場には多くのお客様にお越しいただき、2日間3公演で合計375人の方がミュージカルを楽しんでいきました。

ロゼシアターでの公演の時よりも、キャストとお客様との距離感が近いこともこのおでかけミュージカルの醍醐味のひとつ。息遣いが聞こえる距離まで近づいてくるキャストに、会場の子どもたちも大興奮。

公演が終わると、子どもたちからは「私もやりたい!」とどんどん手があがり、キャスト・スタッフも笑顔で答える様子が印象的でした。

今年の演目は昨年度大好評を得た「涙色のキャンディ」。

内気な性格で、友だちの輪に入ることができない少女「サッちゃん」が体験した不思議な物語。

夢、希望、勇気、愛、家族、友情など、観る人によって様々なメッセージが届くような素敵な舞台でした。

おでかけミュージカルは、ロゼシアターで毎年開催されている市民ミュージカルの有志によって実行委員会が作られています。

その市民ミュージカルの次回作は開館25周年記念作品として、過去に大人気を誇った「I Live Here」という作品を再演いたします。出演者・スタッフの募集告知は既に始まっており、多くの方からお問い合わせもいただいています。

歌、ダンス、芝居が好きな人、ミュージカルに挑戦したい人、初めての方ももちろん大歓迎です!

ミュージカルに出演したい!という方からのご応募お待ちしております!

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