令和2年度 ニュー・スタイル・コンサートVol.3&Vol.4 レポート

令和2年11月22日、12月19日に開催した「ニュー・スタイル・コンサート」の様子をご紹介します。

【ニュー・スタイル・コンサートVol.3】

【ニュー・スタイル・コンサートVol.4】

「ニュー・スタイル・コンサート」とは、コロナ禍でも市民の皆様に生演奏を楽しんでいただこうと企画され、客席数の制限や入場時の検温・消毒などロゼシアターで実施されている新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインに基づいて開催されるコンサートです。

Vol.3では川島祐子さん(フルート)、佐野糸保美さん(チェンバロ)が出演。お二人がロゼシアター主催事業に揃って登場するのは、平成25年に開催された「新人音楽家による演奏会」へゲスト出演されて以来でした。フルートとチェンバロの華麗な演奏で「G線上のアリア/J.S.バッハ」「ハンブルガー・ソナタ/C.P.E.バッハ」、チェンバロ独奏の「ラ・スザンヌ/C.B.バルバートル」などを披露しました。

Vol.4では、富士ミューズフルートアンサンブルが出演。例年「ロゼこどもサマーフェスティバル スタンプラリー」でミニコンサートを開催いただいています。一般的によく知られるフルートだけではなく、ピッコロやバスフルートなど、形も違えば出せる音も違う多彩な管楽器たちによって構成されたフルートオーケストラによる重厚な演奏で「アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1楽章/W.A.モーツァルト」「狩りのポルカ/ヨハン・シュトラウス2世」や、クリスマスシーズンらしい「カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲/P.マスカーニ」や讃美歌のメドレーなどを披露しました。

 

新型コロナウイルス感染症関連のニュースを目にしていると、気持ちがふさぎ込んでしまったり、我慢しなければと感じることが多くなってきます。もちろん、多数の人々の感染が確認されている現状、感染拡大を防ぐために対策すべきことには一致団結することがとても大事なこととなります。感染症対策をしっかりと実施することと、文化芸術活動に触れ親しんでいただくことが両立できるよう、今後も各事業に取り組んでまいります。