平成26年度 舞台制作講座<中間レポート>
6月7日より、全5回「舞台制作講座」を開講しています。
出演者として舞台に参加する「ミュージカル・ワークショップ」とはまた別の視点、
つまり<スタッフ>のお仕事につながる舞台の知識を学べる講座になっています。
今回は、市内の高校生から舞台に関心のある大人、11名が参加しています。
1回目、2回目は座学で、基本的な舞台の名称や舞台で使用されている機器などを学びました。
そして3回目となる7月5日には、ロゼシアターの大ホールを使用して、
実際のスタッフワークを見学、体験しました。
その様子をレポートいたします!
舞台スタッフさんが舞台機構など、
実際に動かしながら解説してくれました。
客席へ移動して見てみると…
視覚効果に、納得です。
前回の講座で習った舞台図面の見方を
思い出しながら、台組に挑戦。
固定する方法や使用する部品も
舞台特有のものばかり。
照明機材について説明します。
「棹」と呼ばれる長い棒で、微調整をしています。
実際に持ってみると、これが重い!
コードの巻き方をレクチャー。
「八の字巻」というのですが、
これが素人には難しい・・・!
お手本として披露してくれたスタッフさんの
早業に、思わず感嘆。
照明、音響の仕組みを教えてもらいます。
意図した効果を作り出すためのからくりには
スタッフさんのたくさんの工夫が
隠れているのです。
普段は触れない機材に、おっかなびっくり。
でも実際に自分で動かしてみることで、
当たり前だと思っていたことにも
〝仕掛け″があることに気が付きました。
こうしてたっぷり2時間半、舞台の仕組みを見て回りました。
残り2回の講座では、これまでに覚えた舞台技術をもとに、
短いシナリオを自分たちで〝演出″します。
次回報告を、どうぞお楽しみに!