平成28年度 富士市制施行50周年記念市民ミュージカル「KAGUYA」
平成28年10月29日(土)30日(日)に開催された富士市制施行50周年記念市民ミュージカル「KAGUYA」についてレポートします。
この事業実施レポートのコーナーでも結団式・稽古風景など度々取り上げてきたこの市民ミュージカル。
4月から始まり、毎週のようにロゼシアターに稽古に通っていた市民キャストや市民スタッフ達の集大成。
2日間4公演は無事成功に終わり、1,900人以上のお客様が来場されました。
残念ながら公演に来られなかった方のために、いったいどんなミュージカルだったのかを公演写真と共に簡単にご紹介します。
※この公演はダブルキャストのため、同役でもキャストが異なる写真を掲載してあります。
舞台は遠い未来、此の地の名は「プリゼスネウム」。蔓延する謎の疫病「POM(ピーオーエム)」により、地球上の人類は滅亡の危機に陥っていた。
NSPL(ニュー・サイエンス・プロジェクト・ラボ)のメンバーはその疫病の原因を調べ始めるが、同じく謎の疫病の正体を探るPOM(ポム)ハンターが現れ対立する。
舞台は変わり、時は京が出来る前、此処は姫名の里。子宝に恵まれず、二人ひっそりと暮らす翁と媼は、黄金色に輝く竹から生まれた可愛い女の子を授かる。『かぐや姫』と名付けられた女の子は、美しく成長し、国司からの求婚を受ける。
舞台はプリゼスネウムに戻り、着々と滅亡へと進む地球。そこに地球を救うべく現れたのは謎の美女『カグヤ』。その仲間コクシ、コノシロと共にPOM(ピーオーエム)の調査を始める。
そして舞台は再び姫名の里。満面の笑みを浮かべ幸せそうな国司とかぐや姫。しかし、かぐや姫はしだいに表情が暗くなっていく。かぐや姫と国司の行く末とは・・・
舞台は再びプリゼスネウム。次々に謎の疫病POM(ピーオーエム)に感染するNSPLのメンバーたち。事態は最悪の方向に進む。
ついに判明したPOMの正体!一体、誰が悪者で誰が味方なのか?地球滅亡の危機は回避できるのか!!
明らかになる「かぐや姫」が富士山に帰ったという言い伝えの真実。そして、「カグヤ」は人類を救えたのか?その使命を果たせたのか?
今年で19年目を迎えたロゼシアター市民ミュージカル。
述べ1,300人を超える市民キャストが参加し、公演にご来場いただいた皆様の人数も27,000人にものぼります。
これまでキャストとして出演した子ども達の中には、舞台芸術の道を志し、プロとなって活躍している人たちも多くいます。また衣装や美術、メイクなど、裏方からミュージカルをサポートしてくださる市民スタッフの方々も、回を重ねるごとにレベルアップし、大きな力となっています。
富士市がかぐや姫の物語を紡いできたように、ロゼシアターもこの市民ミュージカルを未来に繋いでいくために、全力で取り組んでいきます。これからも応援してください。