新進アーティスト作品展vol.15 Art Generation2017 レポート
2017年2月25日(土)~3月5日(日)に開催された「新進アーティスト作品展vol.15 Art Generation2017」をご紹介します。
この作品展は、地域で活動する若手アーティストの支援・育成を目的に2002年から開催されています。
一般の部では18~35歳までの静岡県在住、在学、在勤および出身者、高校生の部には静岡県内の全ての高校生に応募資格があり、今年は一般の部に27点、高校生の部に48点の作品が集まりました。
会場に並ぶ作品は、平面、立体、映像、インスタレーションなど感性豊かなアーティストたちの力作ぞろいです。
この作品展では、審査を中野泰生氏(元川崎市岡本太郎美術館学芸担当課長)と金田実生氏(作家・武蔵野美術大学非常勤講師)が務め、優秀賞1点、佳作1点、審査員特別賞2点、A・G賞6点(高校生の部の賞)を選びました。また、今年は富士市制施行50周年を記念した市制施行50周年記念賞も2点選ばれました。
ここでは一般の部で受賞した6点をご紹介します。
優秀賞「現代人(十人十色Mix)」中田真生
佳作「Rhythmode」漆畑ゆう子
審査員特別賞
「歪な季節」忠隈綾美
「16-9-14」望月正規
市制施行50周年記念賞
「夢の中」太田真理奈 「人間ーつながりー」杉村弥生
そしてこの作品展には、公募作品以外にももうひとつ魅力があります。
それは前年度の優秀賞作家による作品展。
前年度優秀賞を受賞した松木風太さんが、「風太Exhibition!」を同時開催しました。
これまで15回開催されてきたこの作品展。
過去の受賞者の中には美術のアトリエを開いている方や、学校の美術教師となった方もいて、その教え子たちがこの作品展にまた出品しています。
これからもどんなアーティストが誕生していくのか。
皆さん自身の目でも確かめてみてはいかがでしょうか?
審査結果一覧はこちら。