平成28年度 新人音楽家による演奏会2017 レポート
2017年3月9日(木)に「新人音楽家による演奏会2017」が開催されました。
この演奏会は25歳以下の音楽大学および音楽短期大学卒業生、そして3月で卒業予定の学生を出演者として公募し、若手音楽家達の門出のステージにしようという支援の意味も込めた演奏会です。
過去には「MAYコンサート」として開催していたものが、2013年から「新人音楽家による演奏会」とリニューアルされたこの公演。会館の自主事業としては最も古い歴史を誇り、過去の出演者が現在では音楽の先生となり、その教え子たちがこのコンサートに出演するというような嬉しい姿も見せています。
今年は10名の音楽家たちが集まり、様々な演奏楽器で会場を魅了しました。
田内和貴(マリンバ) 髙階真子(ソプラノ)
芹澤沙弥香(フルート) 居山恵子(ピアノ)
麻生康平(トランペット) 鈴木詩織(マリンバ)
栗田瑞希(ソプラノ) 望月歩(ピアノ)
増田早希(クラリネット) 中津川祥平(ピアノ)
大学院に進学する者、フリーで活動する者、教師になる者など別々の道へ進んでいく演奏者達が一堂に会したこの演奏会は、お客様からの拍手喝采で幕を閉じました。
演奏者たちに話を聞いてみると、「演奏する場が少ないのでこういった演奏会は嬉しかった」という声が多く挙がりました。
音楽家が演奏する場をつくりだしていくことは、私達会館側としての使命でもあります。
この演奏会出身の音楽家達と共に活動する姿を、いつか皆様にもお届けしたいなと思います。