平成29年度 インターンシップ レポート
平成29年8月5日~9月3日にかけて、今年もロゼシアターでインターンシップが開催されました。
今年は県内外の大学から富士市出身者を含む6名の大学生が参加し、催事運営やグループワークなどを通じて、文化会館の仕事を学んでいきました。
ロゼシアターのインターンシップは、大きく分けて2つの特徴があります。
まずひとつは、会館の主催事業の現場に入り職員と連携して仕事をすることで、現場の生の声を実感すること。
今年は、ロゼピアノコンクール記念演奏会やホール探検隊、ロゼこどもコンサートの現場にインターン生が入り、事前準備やお客様の誘導などを行いました。
そしてもうひとつは、グループワークを通じて、コミュニケーション・人前で話すこと・意見の違う他者とひとつの案をまとめることなどを学ぶことにあります。
最終日には、「ロゼシアターと地域の架け橋」という課題のもとに、固定観念にしばられない自由な発想で、ロゼシアターと地域をさらに繋げるための案を発表しました。
学生たちは、自分の想像と違っていた部分への驚きや、より強い関心を持ち、インターン終了時には全員が成長できたという実感を持っている様子でした。
私たち財団の職員も学生達から新たな刺激をもらい、改めて自分たちの仕事を見直す心持ちも生まれました。
今後も学生達に恥じることのないよう、また富士市の文化芸術の振興に寄与できるよう会館運営に励んでいきたいと思います。