平成29年度 新進アーティスト作品展vol.16 Art Generation2018 レポート
2018年3月3日(土)~3月11日(日)に開催された「新進アーティスト作品展vol.16 Art Generation2018」をご紹介します。
この作品展は、地域で活動する若手アーティストの支援・育成を目的に2002年から開催されています。
一般の部では18~35歳までの静岡県在住、在学、在勤および出身者、高校生の部には静岡県内の全ての高校生に応募資格があり、今年は一般の部に25点、高校生の部に50点の作品が集まりました。
会場に並ぶ作品は、平面、立体、映像、インスタレーションなど感性豊かなアーティストたちの力作ぞろいです。
今回の作品展には、審査員に森田一(近現代美術研究・元 うらわ美術館学芸員)と開発好明(美術家、多摩美術大学美術学部非常勤講師)を新たに迎え、優秀賞1点、佳作1点、審査員特別賞2点、A・G賞6点(高校生の部の賞)を選びました。
ここでは一般の部で受賞した4点をご紹介します。
優秀賞「青すぎる空」小松麻里子
佳作「高架橋から…。」松井久悦
審査員特別賞「羊羹」菅沼靖幸
審査員特別賞「のどかなラビット」窪田エミ(映像作品)
審査結果の一覧はこちら
そしてこの作品展のもうひとつ魅力、それは前年度の優秀賞作家による作品展です。
前年度優秀賞を受賞した中田真生さんが、「The Positive Insanity」を同時開催しました。
また、ロゼシアターでは、この作品展に関連した新たな取り組みも行われます。
それは、会館1階の共有スペースにてこの新進アーティスト作品展の受賞者の作品展を不定期にて開催し、新たな作品発表の場を提供することです。
既に会館には第1回作品展の優秀賞を受賞した長田俊広氏の作品が展示されています。
この作品展は6月末まで開催予定です。
ご興味ある方は、是非ロゼシアターへとお越しください。