平成30年度 おでかけ芸術教室~ALBOSトリオの世界にようこそ in 富士特別支援学校~ レポート
2018年10月10日(水)に開催された「おでかけ芸術教室~ALBOSトリオの世界にようこそ in 富士特別支援学校~」の様子をご紹介します。
静岡県立富士特別支援学校でのコンサートは昨年度に続き2回目の開催となりました。
今年はグランシップのアウトリーチ登録アーティストの「ALBOSトリオ」の3名が出演。
小学部と中学部に分かれて2公演を行いました。
ALBOSトリオは静岡県内を中心に活動するパーカッション、マリンバ、ピアノのトリオで、グループ名のALBOS(※ラテン語で「樹」という意味)のようにパワーや温もりを感じさせる素晴らしい演奏を披露してくれました。
子ども達も音楽に合わせて一緒に歌ったり、体を動かしたりと大喜び。
今年もいいコンサートが出来ました。
ロゼシアターでは今後もアウトリーチ事業が続々と行われます。
いつか皆さんの元に届く日が来るかもしれませんね。
※アウトリーチ事業とは?
アウトリーチ(Outreach)とは、もともと「手を伸ばすこと」という意味の言葉ですが、「(公的機関や奉仕団体の) 出張サービス」という意味でも用いられます。さらに文化芸術では、劇場・音楽堂等など芸術を鑑賞する場から手を外に伸ばしていく芸術普及活動の意味で使われ、アーティストを学校や福祉施設などの派遣や、施設にとらわれないミニ・コンサートや参加体験型事業の実施など館外活動のことを指します。
その狙いは、普段自館に足を運ばない人や文化芸術にあまり触れていない人にアート体験の機会を提供することにあります。同時に、アウトリーチには自館の存在や活動を知らしめる効果があり、施設利用者の拡大や自館のサポーターづくりにつながります。
近年は、公演団体やアーティスト側も、自らの社会的役割としてアウトリーチ活動に理解を示し、協力的になっていて、例えば、自主公演事業の出演者にアウトリーチの実施を依頼し、応じてもらうケースも増えています。また、地域の若手アーティストにアウトリーチ活動の協力してもらえば、その育成にもつながります。そうした観点からも、自主事業の一環としてアウトリーチ事業に取り組む館が増えています。(公益社団法人全国公立文化施設協会HPより抜粋)