平成30年度 ニューヨーク・ゴスペル・ブラザーズ レポート
今回は2018 年12月16日(日)に開催された「ニューヨーク・ゴスペル・ブラザーズ」の公演の様子をご紹介します。
ロゼシアターでは2年ぶりとなるこの公演。
ブロードウェイミュージカル「ガーシュウィン:ポーギーとベス」のクラウン役でトニー賞(ベスト・ミュージカル・アクター)にノミネートされた実力派シンガー、フィリップ・L.ボイキン率いるこのカルテットは、アカペラやピアノ伴奏などシンプルなアレンジで、黒人霊歌、ゴスペルを中心にジャズやブルース、R&Bなどブラック・ミュージックを中心にクリスマスソングも交えながら、極上のステージを観客に届けました。
そして、この公演のもうひとつの特徴は、市民公募で集まった135名にも及ぶ「ロゼ・ゴスペルクワイア2018」との共演です。
「Joy」「Jeaus Is Mine」「Oh Happy Day」の3曲を歌い上げ、フィリップからステージ上で話された「ゴスペルはコール&レスポンス」とのとおり、会場全体と一緒になった素晴らしいステージを披露してくれました。
事前のワークショップから本番直前まで講師のETSUKO先生のもとレッスンに励んでいた参加者達。
ステージ終了後には安心と達成感からか、皆溢れんばかりの笑顔を浮かべていました。
観る・聴くだけじゃない「参加する」こともできた今回のコンサート。
またいつの日か、皆さんのもとに届けていきたいと思います。