令和元年度 シエナ・ウインド・オーケストラ アンサンブルワークショップ レポート

今回は2019年11月30日(土)に開催された富士市近隣の中・高校生吹奏楽部員対象の「シエナ・ウインド・オーケストラ アンサンブルワークショップ」の様子をご紹介します。

 

富士市とロゼシアターとの間で三者協定を締結しているシエナ・ウインド・オーケストラは、1990年に結成され、2002年から佐渡裕氏を首席指揮者に迎え、全国的に活躍しているオーケストラです。その団員を迎えてのアンサンブルワークショップも今年で3回目。

今回は富士中学校、富士宮第二中学校、富士宮第四中学校、富士高等学校、吉原高等学校の5校計49名が参加し、2時間に渡るワークショップを受講しました。

講師陣には大津立史(サックス)、木内倫子(クラリネット)、近藤薫(クラリネット)、林育宏(ホルン)の4名を迎え、木管三重奏や金管八重奏、混合八重奏などに分かれ、それぞれが希望した楽曲を取り上げワークショップが進んでいきます。基礎的な内容から曲への意識など、次から次にプロの楽団員からの指摘が入っていきます。

指導を熱心に聞きながら、時には自ら質問を投げかけ、少しでも多くのことを吸収しようとする姿勢が印象的でした。

 

今年はロゼシアターでのワークショップの他にも学校への出張指導や、7月に大ホールで開催した「ブラバン・ディズニー!オーケストラ」の公演など、シエナ・ウインド・オーケストラと多くの活動を共にしてきました。

来年以降も富士市の文化活動に貢献することを第一に考えて、演奏会や出張指導、ワークショップなど精力的に活動していきたいです。